認証・表彰日本梱包運輸倉庫(東京都中央区)は10日、住友ゴム工業(神戸市中央区)、東北三八五流通(仙台市宮城野区)、日本フレートライナー(東京都千代田区)の3社と取り組んだ鉄道モーダルシフトの往復化が、日本物流団体連合会が主催する第26回物流環境大賞で奨励賞を受賞したと発表した。

(出所:日本梱包運輸倉庫)
4社はこれまで、宮崎県都城市から仙台市内へタイヤを輸送する際、日本梱包運輸倉庫の31フィートコンテナを使い片道の鉄道輸送を実施していた。今回、仙台市近郊から都城市近郊へ運ばれる自動車関連品とのマッチングによって、往復で鉄道コンテナ輸送を活用できるようにした。取り組み当初は双方の荷主で納期が合わないためにコンテナの回送が必要となる場合もあったが、荷主と納入先、物流事業者の関係者間でリードタイムの調整を行い、完全往復輸送をほぼ実現した。
片道輸送から往復輸送にすることで、CO2排出量を68トン、70.2%の削減が可能となった。
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