
▲ひとまいるロジスティクス平和島センター(出所:ひとまいる)
拠点・施設ひとまいるは7日、子会社のカクヤス(東京都北区)が飲食店向け大型物流拠点「南東京センター」を移転することに伴い、移転前に使用していた東京流通センター(TRC)B棟内にあるスペースを、ひとまいるロジスティクス(旧大和急送、埼玉県和光市)が運営する他人物配送拠点「ひとまいるロジスティクス平和島センター」の増床に活用すると発表した。
同センターの拡張により、外部アライアンス企業の商品を含む他人物配送サービスを強化する。荷主企業の指定先や外部販売先への配達を行い、既存の酒類販売にとどまらない物流機能を拡張する計画だ。
ひとまいるグループは28年3月期をターゲットとする中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」において、事業再編を通じた成長戦略を掲げている。従来の酒類販売事業主体の構造から脱却し、物流を軸に「受注・配達・請求決済」までの一連サービスを外部企業にも提供する仕組みを構築。社内商品だけでなく、外部アライアンス先の商品も取り扱う販売プラットフォームを形成し、事業の拡大を目指すとしている。
今回の平和島センターの増床は、この計画の実現に向けた一環であり、ラストワンマイル領域を含めた物流サービス基盤を強化し、グループ全体での事業拡大を後押しする。ひとまいるは今後も物流機能を中心に据えたプラットフォーム戦略を進め、外部パートナーとの協業を拡大する方針だ。
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