調査・データ日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は14日、ロジスティクス研究会において2025年度第2回会合を 6月17日に実施したと発表した。会合では研究会メンバーが取り組みについて発表を行い、発表内容についてディスカッションを実施した。
KDDIは、「自動搬送ロボット(AGV)導入およびBI(ビジネスインテリジェンス)ツール導入によるB2C出荷作業改善」について発表。EC(電子商取引)市場規模の成長、オンラインショップにおける注文数の増加を背景としたB2C出荷の増加を受け、新たなロボットおよびマテハンを導入した。西日本地域の拠点にて自動搬送ロボット(AGV)、自動封函機、シャッターアソートシステム(SAS)を導入し1件あたり作業時間を43%削減、作業費についても大幅な削減を実現した。東日本地域の拠点へのロボット・マテハン導入当初、膨大なSKU数に起因するAGVによる出荷率の伸び悩みといった課題はあったものの、東日本地域の拠点におけるAGVによる出荷率97%を達成した。
ロジネス(東京都港区)は「23年間 1300社との人材紹介・中途採用で感じる他業界との比較」についての発表を行った。他業界と比較した物流業界における中途採用の状況として、職務定義(ジョブディスクリプション)が曖昧であること、採用担当者が少なく採用活動のための膨大な業務に追いついていないこと、情報発信が少ないことといった特徴を挙げた。そのほか他業界で行っている採用に向けた取り組みを紹介した。
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