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traevo、デジタコから荷待ち荷役時間を自動集計

2025年7月22日 (火)

サービス・商品traevo(トラエボ、東京都港区)は22日、車両動態管理プラットフォーム「traevo Platform」(トラエボプラットフォーム)で新機能「荷待ち・荷役時間集計オプション」の提供を開始すると発表した。これにより、デジタコに記録された荷待ちや荷役などの作業時間を拠点ごとに自動集計し、レポートとして出力できるようになる。

▲新機能の運用画面(クリックで拡大、出所:traevo)

同社は3月に「滞留時間記録オプション」をリリース。このオプションはデジタコによるGPS位置情報とジオフェンス情報を活用し、車両ごとに各拠点での着発記録、滞留時間を自動取得するもの。今回の新機能はこの着発データを活用し、作業時間の実態を拠点単位で詳細かつ網羅的に可視化する。これにより運送事業者は長時間滞留となる拠点を特定して原因を分析でき、拠点運用の見直しや適正運賃検討に役立てることができる。荷主は協力会社車両の位置情報や作業ステータスをリアルタイムで確認でき、現場状況を一元的に把握が可能で、問い合わせ回数や確認作業の削減が期待できる。

traevo Platformは業界横断型車両動態管理プラットフォームとして、主要デジタコサービス(矢崎エナジーシステム、トランストロン、データ・テック製など)と連携している。自社や協力会社のトラックに搭載した車載機器から得られる位置情報や作業データを集約、API連携やユーザーインターフェースを通じて荷主、運送事業者、着荷主など関係者間で共有できる。このシステムにより荷主は複数システムを行き来する必要がなくなり、協力会社も既存の車載システムをそのまま活用できる。新たな設備投資なしでプラットフォームの利用が開始できる点も特徴だ。従来必要だった電話やメールでの確認作業を削減し、物流現場全体の業務効率化と実運送コストの適正化を支援する。

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