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日産アトラスなど298台リコール、火災のおそれも

2013年12月12日 (木)

行政・団体国土交通省は12日、日産自動車から同社製トラック「アトラス」など3車種15型式で、電装部品の回路に不具合があるとしてリコールの届出があったと発表した。

対象は9月24日から10月11日までの間に製造されたアトラス、キャンター(三菱ふそう)、エルフ(いすゞ)の3車種298台で、最悪の場合は発熱から火災に至る場合もあるとしている。

不具合は、電装部品の作動を制御するBCM(ボディ・コントロール・モジュール)で回路が不適切なため、ドアロック作動時のノイズで方向指示器用の素子が破損し、方向指示器が点灯したままになることがある。そのまま点灯させておくと、最悪の場合はこの素子が発熱して焼損し、火災に至るおそれがあるという。

車両製作工場からの情報で判明したが、既に不具合件数10件を確認しており、部分焼損も1件あった。同社は、対象車両すべてのBCMを対策品と交換する。

■対象車種などの詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001021670.pdf