イベントパルシステム連合会(東京都新宿区)は7日、沖縄の軍事配備強化と平和継承の重要性をテーマに、オンラインで160人が参加するイベントを開催したと発表した。
登壇したのは、元琉球新報論説委員長で沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛氏と、沖縄タイムス編集局長の赤嶺由紀子氏。両氏は、沖縄の戦中からの歴史や、南西諸島を中心に進む自衛隊・米軍の基地配備の現状を報告した。

▲沖縄国際大学から中継した前泊氏(出所:パルシステム連合会)
前泊氏は、国内米軍基地の7割が集中する沖縄で、現在57の自衛隊施設が存在し、中国の軍事力増強に伴い有事には沖縄が真っ先に攻撃対象となる危険性を指摘。軍事安全保障から経済安全保障への転換を提案した。
赤嶺氏は、沖縄戦の実相を伝える「鉄の暴風吹かせない」特集や戦争被害者の証言継承の取り組みを紹介し、本土との危機感の温度差に警鐘を鳴らした。
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