ロジスティクス商船三井は27日、三菱地所がベトナム北部ハイフォン市で開発を進めた賃貸倉庫「Logicross Hai Phong」(ロジクロス・ハイフォン)に出資参画したと発表した。出資比率は商船三井、三菱地所がそれぞれ50%で、商船三井の出資額は1600万ドル(25億円)。商船三井がベトナムで賃貸倉庫を保有するのは初めてとなる。
同社は経営計画「BLUE ACTION 2035」で、海運市況に左右されにくい安定収益の確保を掲げ、倉庫など物流施設を保有・賃貸する「ロジ・インフラ」分野の強化を進めている。経済成長が続く東南アジアは重点地域と位置付けられており、今回の出資はポートフォリオ変革と地域戦略の両面に合致すると判断した。

▲「Logicross Hai Phong」の完成写真(出所:商船三井)
ロジクロス・ハイフォンは、ベトナム北部最大の深水港ラックフェン港やカットビ国際空港に近接するナム・デイン・ヴ工業団地内に立地する。北部最大の消費地ハノイや中国国境方面へのアクセスにも優れ、製造業や流通業の広域物流拠点としての活用が見込まれる。施設は平屋建て常温倉庫2棟、延床面積8万8300平方メートルで、25年10月に完成、11月から稼働を開始した。
建物は汎用性の高い仕様に加え、台風など北部特有の気象条件を考慮した構造とし、人感センサー付きLED照明や節水・消火設備を導入。国際金融公社(IFC)の環境認証「EDGE Advanced」を取得するなど、環境配慮と作業者の安全性にも配慮した設計とした。商船三井は今後も現地パートナーとの連携を深め、東南アジアでのロジスティクス事業拡大と収益基盤の安定化を進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。




















