川崎重工、タイに東南アジア統括拠点

拠点・施設川崎重工業は26日、タイ・バンコクに2014年1月1日付で駐在員事務所を開設する、と発表した。東南アジアで経済発展に伴う社会基盤の整備が進められていることから、同社グループのビジネス拡大を見込めるとして開設するもの。

同社はこれまで、シンガポールの現地法人で東南アジア全域を管轄していたが、今後はタイを拠点としてメコン圏の情報収集、市場調査、案件発掘などを行い、ビジネス拡大を支援する。シンガポールとタイの2拠点で東南アジア全域を統括し、機動的に活動できる体制を構築する。

同社はタイで、エネルギー設備や産業用機械などの販売のほか、1997年から二輪車の製造、販売を行っており、今後はこれら既存事業に加え、メコン圏を含めた東南アジア全域で同社グループが展開する事業分野を対象に、ビジネス機会の拡大を目指す。