
▲Prince Philip Maritime Collection Centreにおける社会貢献活動(出所:商船三井)
環境・CSR商船三井は5日、同社グループの欧州拠点MOL(Europe Africa)が、ロンドンのグリニッジ王立博物館(RMG)との法人会員契約を更新したと発表した。邦船社として同博物館の法人会員に参画するのは初めてで、2024年8月に締結した契約を継続する。地域社会や海事関係者との結びつきを強め、次世代に海運産業の重要性を伝えることが狙いだ。
MOL(Europe Africa)はこれまで、地元学生300人を対象としたRMGの「キャリアデー」に社員を派遣し、事業内容や海運業界でのキャリアパスを紹介。博物館施設での社会貢献活動として子ども向けスペースの天井装飾を行ったほか、ロンドンオフィスではRMGの学芸員による船舶設計の進化に関する講演も開催した。こうした活動は、社員に海事文化や歴史を学ぶ機会を提供するとともに、地域社会への貢献を通じた社内エンゲージメント向上にもつながっている。
RMGはユネスコ世界文化遺産「海事都市グリニッジ」の中核施設で、カティサーク号、王立グリニッジ天文台、国立海事博物館、クイーンズ・ハウスから構成される。
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