ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本海事協会会長、アジア船級協会連合議長に就任

2014年1月7日 (火)

ロジスティクス日本海事協会(ClassNK)は7日、同協会の上田德会長が1日付で、アジア船級協会連合(ACS)議長に就任したと発表した。

ACSは、海上での船舶の安全、環境保護の促進、アジアの海事業界への技術貢献の強化などを目的に、1993年から非公式会合を開催し、10年に日本海事協会、BKI(インドネシア)、CCS(中国)、IRS(インド)、KR(韓国)、VR(ベトナム)の6船級協会で正式に発足した。

日本海事協会は上田会長のACS議長就任に際し「引き続きメンバー協会間の技術協力を促進するとともに、海事業界に大きな影響を与えうる国際条約の新規制定、改正に対するアジアの声を高めるべく、さらなる活動強化に努める」と表明。

具体的には、IMO(国際海事機関)の議論のモニタリングを強化し、国際会議の場でアジア諸国の意見がより反映されるよう、メンバー協会の共通意見の集約、アジア主管庁への技術支援などに取り組むとしている。