ロジスティクス日本海事協会(ClassNK)は10日、同協会の菅勇人・業務執行委員資源エネルギー部長が今月開催されたタンカーフォーラムのステアリング会議で、フォーラム次期議長に選任されたと発表した。任期は2年間。
このフォーラムは、タンカーの船体構造に対するメンバーの経験、知見を集め、業界と共有することで、タンカー構造の安全性向上を図ることを目指し、1983年に設立された。
メンバーはオイルメジャー、船社、船級協会からなり、技術指針の発行、シップビルダーズミーティングと呼ばれる業界との意見交換を行うカンファレンスの開催などを行っている。
日本海事協会では、これまで長年にわたってフォーラムに参加し、00年、10年に東京で開催されたシップビルダーズミーティングでは、開催事務局を務めた。