
(出所:日本貿易振興機構)
ロジスティクス日本貿易振興機構(ジェトロ)と九州経済連合会は5日、台湾貿易センター(TAITRA)と協力覚書を締結したと発表した。台湾企業の九州進出支援や日台企業間の協業促進を目的に、投資環境情報の発信、誘致セミナーや現地視察の実施、法務・税務支援、立地情報の提供、ビジネスマッチングなどを3者で推進する。
ジェトロは1日付で福岡に「九州広域半導体等誘致推進本部」を設置し、域内事務所と連携して半導体関連企業の誘致を強化。熊本の支援デスクに続き、九州全体を対象とした取り組みを加速させている。九州経済連合会も「新生シリコンアイランド九州」の実現を掲げ、企業・大学・行政と連携して産業振興を進めている。
TAITRAも4月に福岡拠点を拡充し、台湾企業の九州進出や協業支援体制を整備した。半導体関連を中心に複数の投資案件が進行しており、九州の産業基盤強化に直結する可能性が高い。アジアに近接する地理的優位を生かし、九州が国際的な産業拠点として発展できるか注目される。
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