イベント人材サービスのニホント(東京都江戸川区)は、10日から12日に東京ビッグサイト(東京都)で開催中の「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展。同社ブースには人材不足に悩む物流業、運送業が詰めかけた。

▲ニホントの鎌田章寛社長
同社はネパール人の特定技能外国人ドライバーを日本企業に紹介する人材サービスを展開する。外国人材の採用では、現地からの送り出し機関と日本での受け入れ機関の連携がうまく行かないことからトラブルになることがあるが、同社のサービスは国内・海外の機関をニホントが統括して全体をコントロールすることで、スムーズな採用を実現する。また、ネパール現地で日本の法規や交通マナーなどを教育することで、現場実務への円滑な導入が可能となる。
人材不足は全国的な現象だが、同社が注目するのは東北地方だ。同社の鎌田章寛社長は「特定技能外国人は全国で600人以上が採用されているが、東北ではほとんど採用されていない。特定技能外国人制度自体の認知も低く、このままでは人手不足による倒産を向かえる企業が続出するのではないか」と危機感を示す。こうしたことを背景に、同社は青森県トラック協会と協力し、特定技能外国人ドライバー採用の説明会を実施。11月5日にも福島県トラック協会での説明会を行う。
鎌田氏は「事業継続のためにも、特定技能外国人制度をうまく活用してほしい」と語った。
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