拠点・施設トプコンは6日、中東、アフリカ地域でポジショニング事業の拡大を図るため、販売会社「トプコン・ポジショニング・ミドルイースト&アフリカFZE」をドバイ(アラブ首長国連邦)に設立し、1日から業務を開始したと発表した。
同社はこれまでドバイ、アレキサンドリア(エジプト)の事務所を拠点に事業伸長を図ってきたが、新会社の設立により販売、サービス力の強化と販売代理店へのサポート力を拡充し、GNSS(GPS)受信機、トータルステーションなどの測量機器販売に加え、土木重機マシンコントロールシステムや3次元レーザースキャナー計測機、モバイルマッピングシステムなど、高付加価値商品の市場開拓に取り組み、事業の拡大を目指す。
中東・アフリカ地域は、石油、天然ガス、鉄鉱石などの資源輸出のほか、民間消費の旺盛な需要や急速な都市化とインフラ整備などにより、今後、成長市場として拡大が期待されている。