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電動アシスト自転車市場が27%拡大

2014年1月16日 (木)

話題ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン(東京都中野区)は15日、全国のGMS、ホームセンター、家電量販店を対象とした、電動アシスト自転車の販売動向を発表した。

調査結果によると、2013年の電動アシスト自転車販売は台数ベースで前年比27%増と大きく伸びた。年後半は幼児2人同乗基準適合モデルのシェアアップなどから、高価格帯が拡大した。

6月までは新生活需要期を中心に販売が好調に推移し、1-3月期の販売台数が50%増、4-6月期は43%増となった。7-9月期も27%増と躍進が続いたものの、10月以降は前年割れに転じた。

このマイナス成長は、新規参入が相次ぎ販売台数が一時的に跳ね上がった前年同期との対比であることによるもので、GfKジャパンでは「むしろ2013年は春に需要のピークを迎える自転車販売本来のシーズナリティーに戻ったと言える」と指摘している。

13年は年後半に向けて高額商品の価格帯構成比が上昇する傾向にあった。平均単価8万円以上の台数構成比をみると、前半は58%だったが、7-9月期に67%、10-12月期には74%と期を追うごとに拡大した。

この要因として、同社では「バッテリーの大容量化」「幼児2人同乗基準適合モデルの普及」が背景にあるとみている。