ロジスティクスガティック(米国)は23日、大手食品小売業者ロブロー(カナダ)と5年間の包括契約を締結し、自動運転トラックの商業展開を拡大すると発表した。
カナダ・トロント都市圏の配送網に同社の次世代センサーを搭載した自動運転車両を導入するもので、2025年末までに20台、26年末までにさらに30台を投入する。

(出所:ガティック)
今回の契約は北米最大規模の自動運転トラック導入となり、実証段階から商業規模の運行へ移行する業界初の取り組みとされる。新車両は当初は安全ドライバー同乗で運行を開始し、その後はドライバーレスによるFreight-Only(貨物専用)運行へ段階的に移行する。
対象はロブローの地域配送網全体で、300超の店舗への高頻度配送に対応する。新たな車両群にはコールドチェーン対応車も含まれ、食料品や日用品など時間依存性の高い商品の輸送効率化を目指す。
ロブローはガティックへの戦略的投資も実施しており、自社サプライチェーンにおける自動運転物流の拡大を加速させる。両社は2022年にカナダ初のドライバーレス商業車両を導入している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

















