
▲Gatikの自動運転システムを搭載した同社開発車両(出所:いすゞ自動車)
サービス・商品いすゞ自動車は14日、Gatik AI(ガティック、アメリカ)と、北米での自動運転事業でのパートナーシップ構築を目的に、3000万米ドルを出資することで合意したと発表した。両社は、自動運転技術を搭載した新型シャシーの開発を軸に協業する。
いすゞは自社の中期経営計画「ISUZU Transformation-Growth to 2030」の一環として、自動運転ソリューションの実用化を進めており、2027年度には自動運転レベル4を実装したトラック、バス事業を開始する計画だ。
ガティックは北米で唯一、ミドルマイル市場に特化した自動運転物流サービスを提供する企業で、小型から中型の自動運転トラックを用いて、高い安全性と効率性を実現。特に、BtoBでの無人商用配送に成功し、アメリカのテキサス州やアーカンソー州、カナダのオンタリオ州でサービスを展開している。
いすゞはこの提携を通じて、北米市場で自動運転事業を展開し、深刻化するドライバー不足や配送ニーズの急増といった社会課題に対応する。また、安全性を考慮したシャシーの共同開発により、27年度の量産開始を目指している。
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