
▲岩国環境・ファイバー工場(出所:東洋紡エムシー)
拠点・施設東洋紡エムシー(大阪市北区)は3日、岩国環境・ファイバー工場(山口県岩国市)での中空糸型RO膜「ホロセップ」の製造設備を拡充すると発表した。紡糸設備の増設と組み立て工程の自動化により、生産能力は現行比で3倍に拡大。加えて、製塩・リチウム回収向けの中空糸型BC膜の生産能力も2倍に強化する。
総投資額は10億円で、2026年夏頃の稼働開始を見込む。「ホロセップ」は耐塩素性に優れた三酢酸セルロース製のRO膜で、海水中の微生物による目詰まりを抑制できる特長がある。今後は中東・北アフリカを中心とした海水淡水化市場の需要増に応え、現地の旺盛な需要に応えていく。
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