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拠点・施設DHLグループ（ドイツ）は1日、ボン近郊のトロイスドルフに新たな欧州イノベーションセンターを開設したと発表した。従来施設の代替として建設された同センターは、AI（人工知能）やロボティクス、IoT（モノのインターネット）など最先端技術の実装と実証の拠点として活用される。
新施設は延床面積5360平方メートル、最大400人の来場者を受け入れ可能な柔軟な構造を採用し、自然素材と再生可能エネルギーを用いた設計で欧州最高水準の持続可能性認証「DGNBプラチナ」を取得している。
▲（左から）欧州イノベーションセンター外観、センター内（出所：DHL）
同社はこれまでに世界で1万件の自動化・デジタル化プロジェクトを展開し、8000台以上の協働ロボットを現場に導入済み。今回のセンター開設により、物流の高度化とサステナビリティ推進の両立を目指す。新拠点をグローバルなイノベーションネットワークの中核と位置付け、シカゴ、シンガポール、ドバイなど既存の拠点と連携し、業界横断の共創を推進する。
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