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【決算】キユーソー流通システム、営業利益13.3%増

2011年1月11日 (火)

ロジスティクス【2011年11月期連結決算】
社名:キユーソー流通システム
売上高:1357.1億円(0.2%増)
営業利益:17.3億円(13.3%増)
経常利益:15.8億円(2.1%増)
当期純利益:4.1億円(9.1%増)

 

2010年5月には温度帯別スペースを自在に変更できる「フレキシブル車両(FCD3+1)」を発表、6月には関西地区で物流サービスの充実を図るため、「神戸第二営業所」を開設し、収容能力を増強した。

 

売上高は共同物流の在庫・出荷物量の減少による既存取引の売上高減少に加え、コンビニエンスストアや外食チェーンなどの流通業を主な得意先とする専用物流の既存取引の受託料金が伸び悩む影響はあったものの、専用物流の領域拡大や新たな受託などにより増収となった。

 

利益面は、共同物流や専用物流の既存取引の減収による採算の悪化や燃料調達単価の上昇があったものの、保管の効率化や運送業務などの合理化改善が進捗し、増益となった。

 

今期は、業務の標準化の定着、物流機能の再構築、情報系システムの構築を掲げ、標準作業の設定(有償・無償サービスの明確化)、配車機能の統合と新配車システムの開発・導入、大都市圏保管拠点の大型化と地方拠点の集約、既存開発システムと新システムの統合――などに取り組む。