アパレル卸・仕入れサイトを運営するオークファン(東京都品川区)の完全子会社、SynaBiz(シナビズ、同)は24日、OEM事業やPB事業の拡大にともない、埼玉県新座市に新たな物流拠点を確保したと発表した。これまで使用していた埼玉県三芳町の倉庫(敷地面積2300平方メートル)の4倍の規模があり、今後の事業拡大を見据えて大幅な増床を図った。

▲開設した倉庫(出所:オークファン)
SynaBizは、日本最大級のウェブ卸売り・仕入れマーケットプラットフォーム「NETSEA」を運営しているが、OEMとPBの事業の拡大を目指し、日用品ブランド「AP LAB」事業と、ファッションブランド「KACHIKA」事業を本格化させた。
両事業の本格化によって入出荷件数が増加した結果、保管スペースと出荷体制の拡充が喫緊の課題となり、新たな物流拠点の確保を進めていた。
新たに開設した同県新座市の物流拠点は、清水建設が開発した「S・LOGI新座WEST」C区画にあり、面積はバースや事務所などを含めて7963平方メートル。今月から稼働した。新拠点では、入荷から検品、保管、出荷までの各工程を一元的に管理する体制を構築し、物流オペレーションの効率化と在庫管理精度の向上を図る。

(出所:オークファン)
また、今後の取扱商品の増加や取引先の多様化にも柔軟に対応できるよう、十分な保管能力と拡張性にも配慮した。
同社は新たな物流拠点を、事業成長を支える中核インフラとして位置づけ、高品質な商品を安定的に供給できる体制を強化していく。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





















