ピックアップテーマ
行政・団体香川県は20日、食品や化粧品などのフィルムパッケージの開発製造などを手がける北四国グラビア印刷（香川県観音寺市）を県企業誘致条例に基づく助成措置対象企業に指定したと発表した。同社は同県三豊市内に新工場「高瀬フィールド」の新設を予定しており、建設費用や雇用に対して5億円を上限とする助成を行う。
同社は1976年、当時はまだ珍しかったセロファンに印刷するグラビア印刷の会社として創業。現在は食品パッケージの印刷を中心に化粧品や日用品などのパッケージの印刷を請け負っている。
高瀬フィールドは、軟包装パッケージ製造の仕上げ（スリット）工程と物流機能を担う予定で、建設面積は2997平方メートル。投資額は30億円で、26年9月の操業を目指している。新規雇用は10人を予定している。
新工場では、最新設備や効率的なレイアウトを採用して作業負担を軽減するほか、女性や高齢者も資材の移動が容易にできるようマテリアルハンドリングの設備を導入する。また、照明に自然光を生かし、休憩スペースやトイレ、ドレッサー室などの福利厚生施設を充実させるなど、働きやすい職場を実現する。業界ではめずらしい夜勤や交替制のない日勤体制の工場を目指すという。
また、地元出身者や障害者の雇用を促進し、工場見学やイベント開催を通して、地域との交流も図る。
同社では、「働く人がここで働けてよかったと感じ、地域からもこの工場があってよかったと愛される存在を目指す」としている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊（平日7時）・夕刊（16時）のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
