ロジスティクスANA Cargo(東京都港区)は30日、中国税関の通達に基づき、深セン空港向け貨物での木製梱包材使用を制限すると発表した。対象期間は同日から当面の間で、終了時期は未定としている。
対象となるのは、深セン空港着または経由の原木や無垢材を使用した木製梱包材(スキッド・箱など)で、IPPC(国際植物防疫条約)マークの有無にかかわらず規制の対象となる。原則として木製梱包材を用いた貨物の輸送は認められず、プラスチック製や金属製などの非木製梱包材の使用が推奨されている。
再梱包ができず木製のまま輸送する場合は、IPPCマークが確認できれば無作為検査および検疫を経て問題がなければ通関可能とする。一方、マークの有無が不明な場合は税関監督下での駆除処理または破棄が求められる。
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