ANA Cargo、深セン向け危険物貨物の情報提出追加

ロジスティクスANA Cargoは5日、深セン空港（SZX）に到着する危険物貨物について、事前提出が必要な書類が追加されたと発表した。これにより、従来の情報提出要件に加え、新たに危険物関連書類の提出が求められる。適用は即日開始となる。

追加された要件では、SZX向けの危険物貨物について、出発の6営業日前までにANA営業担当へ書類を提出する必要がある。対象となるのは、委託契約や税関申告書、パッキングリスト、インボイス、契約書、MSDS（中国語訳）、宣言書、ハンドリングラベル、保証書、UNマーキングなど計11種類の書類。ただし、Section-IIのリチウム（ELIおよびELM）はこの適用対象外となる。また、過去6か月間の同様の貨物輸送の有無に関わらず、都度申請が必要とされる。

同措置は、SZX当局による規制強化に伴い、現地委託先より通達が出されたことによるもの。同社は、書類の不備がある場合、通関や引き渡しに遅延が生じる可能性があるとし、正確な情報の提供を求めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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