ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東海電子のアルコール検知器、非設置型が過半に

2025年11月13日 (木)

調査・データ呼気アルコール検知システムなどを開発・販売する東海電子(静岡県富士市)は13日、同社の業務用呼気アルコール検知器の2025年度納入先業種・機種レポートを発行したと発表した。2003年に検知器を発売して以降の累計販売数や、法規制に伴う実績の推移も掲載されており、「呼気アルコール検知器の産業史」にもなっている。

レポートによると、25年度(24年10月‐25年9月)に販売した同社のアルコール検知器のうち、主に事務所内に据え置く設置型は4413台で全体の48%を占めた。一方、持ち運びができ、車両に装着したり、出先で使用したりする非設置型は4782台で、4年ぶりにシェアが逆転した。

納入先はトラックが最も多く6023台、一般企業(白ナンバー)が2064台、バス774台、タクシー334台だった。24年4月から貸し切りバスの規制が導入されたことから、前年度は貸し切りバス事業者での導入が増加したが、今年度は半減した。

03年以来の累計販売数は13万8555台となった。このうち、91%がデジタル記録型のアルコール検知器となっている。また、設置型は7万8543台(57%)、非設置型は6万14台(43%)となっているが、多くの場合、設置型を導入した後、非設置型も導入し、場面によって複数の機種を使い分ける事業所が多い。

販売先の業種別に見ると、トラックが8万8281台、一般企業(白ナンバー)が2万452台、バスが1万6380台、タクシー6457台などとなっている。21年に、営業車などの白ナンバーでもアルコールチェックが義務化されたことから、バスやタクシーなどの運送事業者よりも一般事業者の導入実績が上回った。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。