調査・データX Mile(クロスマイル、東京都新宿区)が国土交通省「自動車総合安全情報サイト」の公表データを基にまとめた2025年9月度の行政処分集計によると、同月に処分が公表されたトラック事業者は57事業所だった。前年同月比1.06倍で、全体としては横ばいながら、1事業所あたりの違反件数は増加した可能性があるという。
処分の端緒を見ると、「法令違反の疑い」(26.3%)や「監査方針」(15.8%)、「事故(死亡・重傷)」(15.8%)、「労働局からの通報」(10.5%)など、外部情報を受けての監査が目立った。酒気帯び運転が要因となった案件も3.5%確認されている。過積載関連の指摘項目のみ減少したものの、多くの違反項目で前月比増が続いた。
また、9月公表分の処分の多くは、監査実施が24年7月、あるいは9-11月に行われた案件で、10月の処分厳罰化後に実施された監査が影響している可能性もある。
都道府県別では、東京が10件で最多。神奈川と愛知が4件で続き、都市部を中心に処分件数が分布した。
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