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センコー西日本強化へ、中継輸送施設を広島に開設

2025年11月18日 (火)

拠点・施設センコーグループホールディングスは18日、中継輸送施設「TSUNAGU STATION 広島」を12月1日に開設すると発表した。会員制のWEB予約システムを同日から公開し、同日より会員登録と12月1日以降の利用予約受付を開始する。

同施設は、山陽自動車道・志和インターチェンジ(IC)近くにある「東広島PDセンター」内(所在地:広島県東広島市志和流通1‑18)に位置し、同グループが展開する「TSUNAGU STATION」シリーズの3拠点目となる。

▲中継輸送施設「TSUNAGU STATION 広島」外観(出所:センコーグループホールディングス)

12月1日からトレーラー・トラック用の駐車スペースおよびドライバー乗り替え・車両交換が可能なサービスを提供。あわせて、施設まで持ち込まれた貨物を広島県内の納品先へ配達代行するサービスも開始する予定である。

さらに、2026年4月には貨物の積み替え荷役・貨物一時預かりといった機能も順次提供を開始する。

また、同社は2025年度中に関東圏と東北圏をつなぐ「TSUNAGU STATION福島」の開設も予定しており、全国物流ネットワークの強化を図っている。 長距離輸送におけるドライバーの負荷軽減や物流効率化を目指し、中継輸送拠点を挟むことで日帰り運行を実現、積載率・実車率の向上や車両削減に伴うコスト・CO2排出量削減を図る。

また、同グループ以外の企業・物流事業者にも会員制サービスとして提供することで、施設の共同利用を促進し、業界横断的な輸配送連携も視野に入れている。

今回の「TSUNAGU STATION 広島」開設により、同社グループは静岡・浜松、静岡・新富士に続く中継輸送インフラを西日本エリアに深化させ、近畿圏・九州圏との連携拠点としての位置づけを強化した。

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