荷主パナソニックエナジー(大阪府守口市)は26日、米アマゾン傘下で自動運転ライドシェアを展開するズークスと、円筒形リチウムイオン電池の多年契約を締結したと発表した。2026年初頭から2170セルの供給を開始し、米国で拡大するロボタクシー向け車載電池市場に本格参入する。

(出所:パナソニックエナジー)
供給する2170セルは高エネルギー密度と安全性を備え、ズークスが展開する自動運転車両の長時間稼働と安全確保を支える。パナソニックはこれまでに累計200億個の車載用円筒形セルを出荷し、電池起因のリコールゼロという品質実績を持つ。今回の電池は当初日本で生産し、将来的には米カンザス工場でも供給する計画だ。
米ロボタクシー市場は都市部の政策支援も背景に、年間70%超の成長が見込まれる。物流・輸送サービス領域でもオンデマンド輸送や無人配送への展開が想定され、パナソニックエナジーは成長市場を捉え北米での事業拡大を進める。
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