メディカルリンクメッド(千葉市緑区)は18日、放射性同位体64Cu(銅-64)の製造および放射性医薬品の製造を行う千葉工場を完成したと発表した。同工場は千葉市内に建設され、4日に完成式と工場見学を実施した。
新工場は、64Cuを用いた放射性医薬品の量産体制構築に必要なサイクロトロンや製剤設備を備える。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成を受けて整備されており、日本発の創薬支援プラットフォームとして次世代医薬品の開発を支えることを目指す。

▲千葉工場外観(出所:リンクメッド)
現在第3相医師主導治験中の開発1号品「64Cu-ATSM(LM001)」が上市された場合には、全国供給に対応できる製造能力を確保している。
式典では、工場建設に携わった設計・施工事業者への感謝が述べられ、行政との連携によって工場完成に至った経緯が紹介された。千葉県知事は同県のバイオ産業振興策に触れ、今回の立地が意義深いとコメント。空港アクセスの優位性を生かし、関連産業の投資環境整備に取り組む姿勢を示した。
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