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拠点・施設マテリアル事業を展開するホソカワミクロンは18日、大阪事業所（大阪府枚方市）内で建設していた「コスメティックセンター」が竣工したと発表した。独自技術であるPLGAカプセルを用いた化粧品・育毛剤の通販事業に加え、ODM・OEMサービスを提供してきた同事業本部の機能を1か所に集約し、研究から商品開発、営業・販促までのプロセス最適化を図る。
新棟は鉄骨造2階建て、延床面積1127平方メートル。1階を研究センター、2階を事務スペースとし、技術開発と事業運営の連携を強化する設計とした。壁一面をガラス張りにしたショールームや、研究と事務をつなぐ吹き抜け階段を設けるなど、顧客とのコミュニケーションと業務効率を意識した空間構成が特徴だ。
また、太陽光発電や高気密・高断熱構造、高効率空調機器を採用し、省エネと創エネの両立を図るZEB認証の取得を目指す。サステナビリティを重視した施設整備により、同事業の開発力強化とODM・OEM体制の一層の拡充を進める方針だ。
▲コスメティックセンター（出所：ホソカワミクロン）
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