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トレーラー搭載式消防ポンプは安定成長、KDMIレポ

2025年12月2日 (火)

調査・データKDマーケットインサイツ(インド)は1日、日本のトレーラー搭載式消防ポンプ市場に関する調査レポート「Japan Trailer-Mounted Fire Pump Market Future Trends and Opportunity Analysis – 2025 to 2035」を公開した。

レポートでは、火災安全への関心の高まりや産業火災リスク、可搬式装備のニーズ増加を背景に、市場が今後も安定成長を続けると分析。対象市場は産業施設や自治体消防本部、物流拠点、空港、農業地域など多岐にわたり、用途別では産業施設や自治体消防向け需要が中心を占める。トレーラー搭載式ポンプは高圧対応で迅速な展開が可能なことから、防災体制の機動力向上に寄与する。

構成別では、遠心式、高圧多段、ディーゼル・電動・ガソリン駆動の各種ポンプを網羅。容量帯は500GPM以下から1000GPM超まで、幅広いニーズに対応。主要メーカーには、トーハツ、モリタホールディングス、極東開発工業など国内勢に加え、海外ブランドも含まれる。

日本は災害多発地域であり、防災対応力の強化が継続課題となっている。消防機関の装備更新や産業界での安全対策の強化により、可搬式消防装置の重要性は今後さらに高まる見込みだ。今回の分析は、防災機器市場の動向把握と将来的な備えに寄与するとみられる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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