国際CMA CGM(フランス)は1日、グループ傘下の青果物輸入業者SIIM(同)とともに、2026年からラテンアメリカ産のパイナップルとバナナを仏ダンケルク港へ定期輸送する戦略的協定を締結したと発表した。
同契約では、コロンビア、コスタリカ、エクアドルから毎週70個以上の冷蔵コンテナ(リーファーコンテナ)を運ぶ。2026年の年間輸送量は5000コンテナ超を見込み、これはCMA CGMが現在取り扱う8万トン以上の生鮮貨物に相当する規模。輸送はCMA CGMのNEFWIサービス(ラテンアメリカ-北欧)を活用し、同港はヨーロッパでの最初の寄港地となる。従来ロッテルダムやアントワープを経由していた物流は、今後ダンケルクに集約される。

(出所:CMA CGM)
提携は、CMA CGMの新世代船導入や港湾機能強化による競争力向上を背景に、仏・欧州輸入業者向けの安定的で持続可能なサービス提供体制を整備するもの。加えて、27年にはダンケルク港隣接地に熟成・物流拠点を新設予定で、さらなる雇用創出と物流価値の向上が期待される。
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