調査・データ中国国家郵政局の調査によると、1-2月の中国宅配発展指数は374.1となり、前年同期比1.5%上昇した。発展規模指数は537.9(同3.6%増)、サービス品質指数は465.6(0.2%増)、発展能力指数は222.9(0.7%増)となり、宅配市場は安定的な成長を維持した。発展傾向指数は61.5だった。
期間中は春節需要が市場を押し上げた。春運期間の最初の週(2月2日-8日)には市場規模がピークに達し、1日平均取扱量は6億7000万件となった。春節休暇中も物流網は大きな混乱なく稼働し、休暇明けには迅速に通常運行へ移行。最大で1日7億件を超える取扱量を記録した。
サービス面では、宅配企業が配送シーンの拡張を進めている。文化財や美術品など高付加価値貨物向けに専用輸送サービスを展開し、輸送・安全管理・追跡の一体化を進めた。観光分野との連携も進み、瀋陽桃仙空港では荷物の梱包や保管サービス、成都では空港間の手荷物転送サービスなどが提供されている。
技術面では無人化物流の実証も拡大している。済南では低空重載ドローン航路が開設され、「ドローン幹線輸送+無人配送車ラストマイル」による全自動配送モデルの試行が始まった。さらに宅配企業は輸送の脱炭素化を進め、新エネルギー車両の導入拡大や再利用型梱包の導入などを進めている。
中国交通運輸部によると、同国の宅配取扱量は25年に2000億件に達し、12年連続で世界首位を維持している。全国では1日平均5億5000万件が集荷され、国民1人あたり週3件の宅配を受け取る計算になる。巨大市場を背景に、中国の宅配物流はデジタル化や自動化を軸に引き続き拡大が続く見通しだ。
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