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三菱食品と亀田製菓、共同物流拠点で配送削減

2025年12月5日 (金)

フード三菱食品は5日、グループ会社のベスト・ロジスティクス・パートナーズ(BLP、東京都文京区)と、亀田製菓の子会社である新潟輸送(新潟市江南区)が群馬県板倉町に菓子共同物流センターを開設し、10月から稼働させたと発表した。BLPが契約する5950平方メートルの倉庫内に、三菱食品の「群馬菓子DC」と新潟輸送の「北関東共配センター」を併設し、メーカー物流と卸物流の機能を同一建屋に集約した。

▲群馬菓子DC庫内(出所:三菱食品)

両社の拠点統合により、メーカーから卸までの配送車両を年間300台削減し、CO2排出量を14トン減らす効果を見込む。庫内運営も新潟輸送に一本化し、作業人員や設備の共有化によって初期費用・運用コストの圧縮を図る。さらに配送ルートと車両の一元管理で稼働率の向上を目指す。

▲導入された小売向け小分け出荷システム(出所:三菱食品)

同拠点では小売向け小分け出荷システムを導入し、バラ商品のピッキング効率を向上。菓子物流に多いバラ積み・バラ降ろしの課題に対し、パレット物流の推進にも取り組む。

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