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環境・CSRパルシステム連合会は10日、生活協同組合パルシステム山梨 長野（山梨県甲府市）が、15日と18日に宅配サービス利用者から寄せられたフードドライブ品の寄贈式を実施すると発表した。寄贈先は、認定NPO法人フードバンク山梨（山梨県南アルプス市）および長野県諏訪地域振興局（長野県諏訪市）などで、集まった食品は食糧支援を必要とする家庭に届けられる。
▲2025年度のフードバンク山梨での寄贈式（出所：パルシステム連合会）
今回のフードドライブは、同生協が11月24日から2週間にわたり、3万人の宅配サービス利用者に家庭で使わない食品の提供を呼びかけ、配達時に回収したもの。寄贈品はフードバンク山梨、諏訪地域振興局、西桂町社会福祉協議会（山梨県西桂町）を通じて支援に活用される。
小中学校の長期休暇中は給食が提供されないことから、支援を必要とする家庭では十分な食事が確保できず、子どもの体重減少につながるケースもある。ことしは2万品目以上の食品値上げが相次いでおり、生活への影響は大きい。同生協は、地域に根差した生協として利用者とともに身近な資源を活用し、誰一人取り残さない地域づくりに取り組むとしている。
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