認証・表彰郵船ロジスティクス(東京都港区)は12日、温室効果ガス(GHG)排出量削減目標に関し、国際的なイニシアティブであるSBTi(Science Based Targets initiative)から認定を取得したと発表した。対象はスコープ1、2に加え、物流業界では重要とされるスコープ3(カテゴリー4)を含む。

(出所:郵船ロジスティクス)
SBTiは、CDPや国連グローバル・コンパクトなどが共同で設立した国際組織で、パリ協定に基づき、科学的根拠に沿ったGHG削減目標を企業に求めている。今回の認定取得により、郵船ロジスティクスの環境対応は国際基準で評価されたことになる。
郵船ロジは2023年にスコープ1および2、25年にスコープ3を対象としたGHG削減目標を設定。具体的には、スコープ1・2については30年度までに22年度比で45%の排出削減(Absoluteベース)、スコープ3(カテゴリー4)では33年度までに23年度比で61.07%削減(Intensityベース)を目指す。
これまで同社は、EVトラックや代替燃料の活用、LED照明・ソーラーパネル導入、「Alternative Fuel」サービスの提供などを進めてきた。これらの取り組みに加え、ことし5月にはSBTiへコミットメントレターを提出し、着実な実行計画が評価されたことで認定に至った。
同社は今後も「ネット・ゼロエミッション化」を掲げ、サステナブルなサプライチェーン構築に向けた取り組みを加速させる方針を示している。
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