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サービス・商品三菱ふそうトラック・バス（川崎市中原区）は16日、台湾で大型トラック「スーパーグレート」新型モデルの販売を開始したと発表した。台湾は同モデルにとって初の海外展開市場となり、完成車は川崎製作所から輸出する。
台湾向けスーパーグレート新型モデルは、日本では2017年以来となるフルモデルチェンジを経て、23年のジャパンモビリティショーで初披露されたモデル。輸送ニーズが高い台湾市場に投入することで、大型車輸送の効率化と安全性向上を図る。販売は現地販売代理店で合弁会社のダイムラー・トラック・アジア台湾（DTAT）との協業により行う。
▲台湾でメディア向けに公開された新型「スーパーグレート」 （出所：三菱ふそうトラック・バス）
台湾向けモデルは、現行モデルと同様に10.7リットルエンジンを採用し、先進安全装置を充実させた。衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト6」（ABA6）をはじめ、右左折時や車線変更時の危険を検知する「アクティブ・サイドガード・アシスト2.0」、低速走行時の前方衝突警報機能「フロント・ブラインドスポット・インフォメーション・システム」を搭載し、広範囲での事故防止を支援する。また、車両情報をインターネット経由でリアルタイムに把握できるテレマティクスサービス「Truckonnect」（トラックコネクト）を搭載し、運行管理の効率化や利便性向上にも対応する。
同社によると、25年11月時点で先行受注はすでに100台を突破しており、台湾市場における同社ブランドへの高い期待を示しているとしている。
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