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アイサービス、笠岡に高齢者食の冷凍食品工場新設

2025年12月18日 (木)

行政・団体アイサービス(広島県尾道市)は17日、岡山県の大型投資・拠点化促進補助金の活用を受け、笠岡市港町に第二工場を建設すると発表した。

新工場は、同市内の既存工場敷地に隣接して建設されるもので、投資額は70億円、うち県補助金は約1億9000万円を予定している。着工は2026年1月、操業開始は27年7月を見込む。製造品目は高齢者向けの冷凍惣菜や弁当で、完全調理済み食品の供給体制を強化する。

同社は病院・福祉施設への食事サービスや医療・福祉向け食品の製造を主力とし、国内2か所に工場を持つ。高齢化や医療・介護現場の人手不足を背景に、冷凍食品の需要は今後さらに高まるとされ、今回の増設は安定供給体制の確保と地域経済の活性化に寄与する。

▲笠岡第二工場の位置図(クリックで拡大、出所:アイサービス)

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