
▲完成予想イメージ(出所:荏原製作所)
拠点・施設荏原製作所のグループ会社Ebara Precision Machinery Koreaは17日、韓国京畿道平沢市にドライ真空ポンプのオーバーホール(OH)第二工場を新設すると発表した。韓国では1997年から既存工場が稼働しており、今回は2拠点目となる。
新工場は平沢ブレインシティ一般産業団地内に立地し、敷地面積は1万3000平方メートル。着工はことし10月末、完成は2026年12月、27年1月の稼働開始を予定している。投資総額は非開示。
半導体業界では生成AI(人工知能)の普及などを背景に、ドライ真空ポンプの安定稼働を支えるアフターサービスの需要が高まっており、新工場は需要拡大への対応力を強化する狙いがある。OH能力の増強により、納期短縮やサービス安定化を図るとともに、最新設備を導入することでESGや省エネルギーにも対応する。
工場の増設により保守部品や再生ポンプの流通体制の強化が見込まれ、韓国内外の半導体工場への供給安定にも寄与するとみられる。荏原グループは長期ビジョン「E-Vision2030」のもと、同拠点を韓国における主要なサービス基地と位置づけていく。
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