三菱電機、物流効率化へ電動パワステ関連製品の生産集約

拠点・施設三菱電機は19日、姫路製作所広畑工場（兵庫県姫路市）の南側隣接地に新たに用地を取得し、電動パワーステアリング関連製品を製造する新工場を建設すると発表した。

新工場は2012年8月に稼働を開始し、市場規模の拡大が見込まれる電動パワーステアリング関連製品の生産能力を増強するとともに、小型・軽量・高性能・高出力な新機種の開発と量産化を進め、競争力強化を図る。

今回の新工場建設により、現在分散している電動パワーステアリング関連製品の生産ラインを集約して生産性向上と物流効率化を図り、拡大が見込まれる市場に対応できるように生産能力を現状の年間700万台から1200万台に増強する。

■新工場の概要
延床面積：約3万8000平方メートル（2階建2棟）
生産品目：電動パワーステアリング関連製品
投資金額：約100億円（土地・建屋）
工期：2011年7月から2012年7月（工場建設期間）