拠点・施設自動車用安全システムメーカーのタカタは4月28日、インドネシアに新工場を建設すると発表した。インドネシア工場への投資金額は約2000万ドルで、2012年1月の生産開始を目指す。
同工場では、自動車用シートベルトやエアバッグ、ステアリング・ホイールの生産を計画しており、インドネシアのカーメーカー向けに供給する。
4月から中国で4番目となる天津工場も新たに稼動させており、同社では「今後もアジア域内で拡大が見込まれる自動車需要に対し、自動車用安全システムの供給体制強化を図っていく」としている。
■インドネシア工場の概要
所在地:インドネシア・ジャカルタ
設立時期:2010年11月
生産開始:2012年1月
生産品目:自動車用シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール
敷地面積:約6万平方メートル
投資額:約2000万ドル