拠点・施設ジェイテクトは16日、インドネシアに新工場を建設し、12月から軸受の現地生産を開始するとともに、これまで組立工程のみであった電動パワーステアリング(EPS)の現地一貫生産を10月から開始したと発表した。総投資額は約80億円。
新工場を建設するジェイテクト・インドネシア社は2009年1月に販売会社として設立したが、インドネシアの部品需要増加に対応するため、2010年9月から電動パワーステアリング、スタータクラッチの組立てを開始した。今回、EPS、軸受の現地一貫生産により、拡大する市場への供給体制を強化する。
敷地面積10万平方メートルにEPSとスタータクラッチの工場(延床面積1万平方メートル)と軸受工場(2万平方メートル)を建設する。