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サクサHD、物流子会社にオフィスサービス機能を統合

2011年1月20日 (木)

ロジスティクスサクサホールディングスは20日、グループの組織再編を行うと発表した。再編は、サクサグループのオフィス内、オフィス周辺サービス機能を統合し、サービスのワンストップ化、共通業務の統合による事業の効率化と新たなサービスの提供、サービス品質の向上を図るとともに、グループ内の情報システム機能の強化を図る狙い。また、グループ内の生産体制の効率的な業務運営を目指すため、生産会社の連携強化を図る。

 

サービス事業の統合では、サクサプロアシストの事業のうち、オフィスサービス、キャリアサポート事業、保険サービス事業を会社分割し、サクサロジスティクスに統合する。分割は4月1日付で実施し、サクサプロアシストを分割会社、サクサロジスティクスを承継会社とする吸収分割方式で行う。

 

サクサロジスティクスは、製品・部品の輸送、保管、荷役、パソコンなどの情報セキュリティ製品のデータ消去などを手掛けているが、統合により、オフィス・キャリアサポート事業、保険サービス事業が加わることから、統合時に社名をサクサプロアシストに変更する。また、統合後の旧サクサプロアシストは、中核事業会社のサクサが吸収合併し、情報システム関連を引き継ぐ。

 

生産会社の連携強化では、サクサプレシジョンが保有するコアタックの全株式をサクサテクノに譲渡し、同社をサクサテクノの子会社とする。コアタックは金型の設計・製造、情報通信機器用部品の製造・組立、販売などを担っていた。