荷主機械工具卸売商社のトラスコ中山は26日、SAP(ドイツ)のクラウド基盤「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」を採用した新基幹システム「パラダイス4」を稼働させたと発表した。従来のオンプレミス環境から戦略的にクラウドへ移行し、今後のデジタルサービス拡張と業務効率化を加速させる。
同社は自社在庫と物流機能を核に、サプライチェーン全体の利便性向上を進めてきた。2020年に稼働した前システム「パラダイス3」を起点に、仕入れ先との業務連携サイト「POLARIO」、在庫管理システム「ZAICON3」、AI(人工知能)による自動見積もり「即答名人」などを展開し、受発注や在庫運用の自動化を推進している。基幹システムには、1日20万行に及ぶ注文データを即時処理し、即納体制を支える高い性能と安定性が求められてきた。
新たに導入したパラダイス4は、ロジスティクスと会計を支える中核基盤として機能するとともに、各種デジタルサービスを統合的に支える役割を担う。クラウド環境による拡張性を活用し、2030年に向けた在庫アイテム数100万点規模への拡大や、売上高5000億円規模の成長を見据えた処理能力の段階的強化を図る。
トラスコ中山は、流通の中間に位置する商社としてデジタル活用を進めることで、商習慣そのものの変革を目指すとしている。基幹システムの刷新を通じ、物流とデータを起点とした高効率なサプライチェーン構築を一層加速させる。
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