ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三井造船、4隻目のオープンハッチ貨物船引渡し

2014年1月21日 (火)

ロジスティクス三井造船は21日、千葉事業所で建造していたパナマのミスガ社向け7万2800重量トン型オープンハッチ型一般貨物運搬船「シスキンアロー」をこのほど完成し、同日引き渡したと発表した。

本船は、8万6600立方メートルを超える大容積貨物艙を備えた7万2800重量トン型のオープンハッチ型一般貨物運搬船で、同型船4隻シリーズの4隻目の竣工となる。

ボックス形状の8つのホールド(貨物艙)を持ち、本船自身の荷役設備として4基のジブクレーンを装備した、世界最大級のオープンハッチ型の一般貨物運搬船。6つのホールドにはチェーン駆動を持つピギーバックタイプハッチカバーを採用しており、大きなハッチ開口面積を確保した。

ハッチコーナー部の構造を工夫することにより、突起物のない非常に大きなハッチ開口と信頼性の高い貨物倉構造を実現。貨物艙内に突起物がなく、貨物艙除湿装置を搭載しているため、パルプ・紙製品の輸送に適している。

また、ハッチカバー上にコンテナ固縛金物、材木用スタンションソケットなどを装備し、コンテナや材木輸送も可能。