認証・表彰TOTOは28日、国土交通省が中心となって推進する「エコシップマーク認定制度」で、海上輸送を通じて環境負荷低減に貢献する企業に対して認定される「エコシップマーク」認定事業者に選定された、と発表した。
今回の認定は、九州の生産工場から関東・関西向け製品輸送の80%以上でフェリーを活用するなどのモーダルシフトに取り組み、2009年度比で同ルートの30%のCO2削減を実現したことが評価された。
海運会社のオーシャントランスの推薦により、ビジネスパートナーの小倉運送とともに認定された。
TOTOでは「サプライチェーン革新」を長期経営ビジョンの一つに掲げており、10年度から輸送体制や物流センター作業の改革などを推進。全拠点平均の物流リードタイムを3.9日から2日へ、物流センター内の出庫リードタイムを1.5日から0.5日へと短縮した。