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13年4-12月期決算、コンテナ船市況の低迷カバー

川崎汽船、不定期船部門好調で営業利益2.3倍増

2014年1月31日 (金)

財務・人事川崎汽船が1月31日に発表した2013年4-12月期決算は、燃料油価格の高騰が沈静化したことによる収支改善効果や円高傾向の是正により、収益が大幅に改善。営業利益は前年同期実績の2.3倍に増加した。

売上構成比が最大のコンテナ船事業では、新造大型船の竣工が続き、東西航路、南北航路の市況がともに安定せず、運賃水準が低下、11億円の赤字となった。

不定期船部門はほぼ全部門で堅調に推移し、利益が249億円増加。コンテナ船事業の不調をカバーし、全社的な収益改善をけん引した。

[川崎汽船]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期第3四半期2013年3月期第3四半期増減
売上高918,009802,44214.4%
営業利益24,11910,627127.0%
経常利益29,16810,591175.4%
当期純利益15,7079,40367.0%