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15年3月期第3四半期決算

川崎汽船、コンテナ船収益改善し営業益7割増

2015年1月30日 (金)

財務・人事川崎汽船が30日に発表した2014年4-12月期決算は、コンテナ船事業の損益が大幅に改善したことを受けて営業利益が67.2%増え、最終利益も2.1倍増となった。

不定期船事業で4.6%の減益となったものの、コンテナ船事業の損益が11億円の赤字から182億円の黒字へと大幅に回復。海洋資源・重量物船事業の赤字幅は31億円から41億円へと増幅した。

コンテナ船事業は積高が北米航路で7%増、欧州航路で9%増加。アジア・南北航路で4%の減少となったが、全体では5%の増加を確保した。冷凍・冷蔵貨物など高収益貨物への取り組み強化によって黒字化を達成した。これらの結果を受け同社は通期予想を見直す方針。

[川崎汽船]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期2014年3月期第3四半期増減
売上高1,015,061918,00910.6%
営業利益40,32724,11967.2%
経常利益46,18529,16858.3%
当期純利益33,00615,707110.1%