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富士フイルム、“チェキ”フィルム生産増へ50億円投資

2025年12月22日 (月)

荷主富士フイルムは18日、「instax“チェキ”」フィルムの生産設備を増強すると発表した。神奈川県南足柄市の神奈川事業場足柄サイトに50億円を投じ、生産能力を2025年度比で1割向上させる。新設備は26年春より順次稼働を開始し、同年秋以降にフル稼働の予定。

(出所:富士フイルム)

instax“チェキ”は1998年に発売されたインスタントカメラシリーズで、現在は世界100か国以上で展開されている。スマートフォンプリンターやイベント用アプリ「instax Biz」の投入により、個人用途からビジネス分野へも利用が広がっており、24年度末には累計販売台数1億台を突破した。

同社は22年以降、生産体制の強化を進めており、今回の投資を含めた累計投資額は115億円となる。これにより生産能力は22年度比で5割増加する見通しだ。

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