財務・人事東海運が1月31日に発表した2013年4-12月期決算は、営業利益が2割近く伸び、最終利益も4割増と堅調に推移した。
国際貨物は、ロシア向けパイプ輸送が堅調だったものの、ロシア・モンゴル向けの建機・プラント輸送が減少傾向にあり、京浜港、北九州港で航路再編などの影響を受けてターミナル業務の取扱量も減少した。国内貨物は、輸出入関連貨物の取扱量や小口配送などの輸送量が減少。全国的にセメント関連製品輸送量が増加したほか、中部地区で倉庫稼働率が向上した。
海運事業は、国内でセメント、粉体船貨物や建設発生土の取扱量が増加。外航でも貨物船の取扱量増加、円安の影響などで増収となった。
[東海運]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期第3四半期 | 2013年3月期第3四半期 | 増減 | |
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売上高 | 30,770 | 29,598 | 4.0% |
営業利益 | 774 | 648 | 19.5% |
経常利益 | 806 | 627 | 28.5% |
当期純利益 | 469 | 335 | 40.0% |